ビルトインコンロ 選び方

種類が多く、どのようにビルトインコンロを選べばいいのかわからない方へ、コンロの選び方をご案内しています。

上からお読みいただき、そこから必要な部分を調べていくと無駄のないコンロ選びひ役立てると思います。

コンロの下にオーブンがあるか

まずはコンロの下にオーブンがあるか、です。

コンロの下にオーブンがある場合は、コンロ選びに制限がかかります。

以下の3つから工事について選んでいただく必要があります。

①オーブンはそのまま残して上のコンロだけ交換する

②オーブンごと交換する

③オーブンを撤去し、キャビネットにしてコンロを交換する

①と②の場合、オーブンとコンロのメーカーは同じものでなければ設置できません。

オーブンはもう使用しない場合は③をオススメしています。

ビルトインコンロは主に3つのメーカーから発売されています。

現在お使いのメーカーから、別メーカーへ変更できます。各メーカーでも数種類のコンロを出しています。


リンナイ

ノーリツ

パロマ

各メーカー何種類もコンロがあります。その中でも特に選ばれることの多い機種を4つのグレードに分けてみました。グレードで見た目や機能が変わります。

グレードやメーカーで、機能などを比較したページもありますので、よろしければご覧ください。

ハイグレードタイプ

各メーカーの最高グレードです。特徴は見た目の高級感。オート調理機能、専用調理器具の充実などです。

金額は工事費込みの適正価格です。同じ名前でも、その中でさらにグレードがあるので価格帯に幅があります。


リンナイ

ノーリツ

パロマ

デリシア


プログレ


クレア

¥185,000~¥240,000¥185,000~¥240,000¥185,000~¥230,000

ミドルグレードタイプ

ハイグレードタイプの次のグレードです。各メーカー一番人気のグレードです。ハイグレードほどではありませんが、オート調理機能は充実しており、見た目もとても良いです。


リンナイ

ノーリツ

パロマ

リッセ


オルシェ


ウィズナ

¥135,000~¥160,000¥135,000~¥160,000¥110,000~¥140,000

ベーシックグレード(ガラストップ)

ベーシックグレードは普段使いには十分すぎる機能がついています。現在操作盤などがないコンロを使用されている場合、かなり便利になると思います。


リンナイ

ノーリツ

パロマ

マイトーン


ファミ


リプラ

¥100,000~¥130,000¥90,000~¥120,000¥85,000~¥110,000

ベーシックグレード(メタルトップ)

ここまで紹介してきたグレードは全て天板がガラストップ、もしくはガラスコートトップでした。金額をできるだけ抑えてという方はメタルトップがお勧めです。

¥60,000~

天板の種類

コンロの見た目や清掃性で重要なのは天板です。天板は幅と素材を選ぶことができます。

60cm75cm
標準サイズです。天板が操作板と同じ幅です。標準サイズより天板が15cm大きいタイプです。現在幅が60cmでも取り付けることが出来ます。
60cm幅より若干高くなりますが、バーナー間が若干広くなります。

素材

ホーローガラスコートガラス
鋼板の表面をガラス質の釉薬でコーティングしたものです。
衝撃などに強く丈夫ですが、汚れがガラスコートやガラスに比べると落ちにくくなっています。
色を選ぶ事が出来ませんが、価格は安く、価格重視の方にオススメです。
クリアガラスやクリアホーローでホーロー天板をコーティングしています。
カラーバリエーションが豊富で、綺麗な色が出せます。また、ホーローより汚れが落ちやすく、熱や傷に強いのが特徴です。
ベーシックグレードに採用されることが多く、ガラストップよりお求めやすい価格になっています。
強化ガラスでできた天板です。見た目に高級感があり、美観性に優れています。強化ガラスなので衝撃・熱に強く耐久性にも優れています。また、汚れも落ちやすく、色落ちもしません。
メタルトップ
スタンダード
リンナイ
マイトーン

パロマ
ウィズナ
リプラ

など
リンナイ
デリシア
リッセ
マイトーン

ノーリツ
プログレ
オルシェ
ファミ

パロマ
アバンセ
ウィズナ

など

ゴトクの種類

天板の次はゴトクです。どちらにもメリット・デメリットがあります。

ステンレスホーロー
ホーローに比べて強度があり、高級感のある見た目が特徴。
ただ、すぐに焼き色がつきます。
色が黒いので焼き色はつかないが、ホーローのコーティングが取れると、錆びて腐食することがある。
デリシア
プログレ
クレア

オルシェ
デリシア
プログレ

リッセ
オルシェ
ウィズナ

グリルについて

グリルには両面焼きグリルと片面焼きグリルがあります。

両面焼きグリルはグリル内のバーナーが上と下についているため、お魚などをひっくり返す必要がなくなります。

焼き時間も短縮できます。

ここで紹介したハイグレードからベーシックグレード(ガラストップ)までは全て両面焼きです。ベーシックグレードの一部に片面焼きグリルがあるため、コンロ購入の際は確認してみてください。