こちらでは給湯器の選び方についてご案内をしております。ご自宅の給湯器がどのタイプなのかご確認ください。

号数の確認

給湯器には16、20、24号タイプがあります。号数とは「１分間に水温＋25℃のお湯を何L作れるのか」です。

16号だと16L、24号だと24Lということになります。

16号は1年間を通してシャワーが問題なく使用できます。同時にお湯を使用することがほとんどない世帯へオススメです。

20号はシャワーやその他水栓からの同時給湯が可能です。例えばシャワーを使用しながら、お湯で洗い物ができます。寒い冬などはもしかしたらパワーが足りなくなってしまうかもしれません。

24号は1年間を通して、シャワーやその他水洗からの同時給湯が可能です。

給湯器の号数は給湯器の品番から確認することが出来ます。給湯器本体のラベルに記載してある型式にアルファベットと数字があります。基本的に数字の部分の最初の2桁が号数となっています。（松下電工などは少し異なります）

給湯器が古くてラベルが消えてしまっている場合は、給湯器の下にも品番が書いてある場合があります。もしくは取扱説明書を確認いただくか、マンションの場合は、号数が統一されている事が多いので、周りの給湯器を確認いただき、推察します。

基本的には現在使用している給湯器と同じ号数の商品をお勧めいたします。

号数ダウンについてはご案内が可能です。使用頻度が減ったなどで、号数を下げた給湯器を取り付ける事は可能です。

号数アップについては、ガスメーター、ガス管の確認が必要となりますので、弊社までお問い合わせください。マンションの規定で号数アップが禁止されている場合があります。管理会社や管理組合、管理人さんへ必ずご確認ください。

追い焚きができるタイプか

ご自宅の給湯器が追い焚きできるタイプがご確認ください。

追い焚きができるタイプは、「追い焚き給湯器」と「給湯暖房用熱源機」に分かれます。

追い焚き機能がついている給湯器には２つのタイプがあり、どちらかを選ぶ事が出来ます。

フルオートタイプの方が金額は高くなります。

	フルオートタイプ	オートタイプ
お湯張り湯量	水位（残り湯がある場合でも設定した水位と温度でお湯張りが完了する）	水量（設定した湯量を出湯したらお湯はりが完了する）
保温（湯張り完了後）	温度・水位を保つ（湯量が減ったらたし湯、お湯が冷めたら追い焚き）	温度を保つ（お湯が冷めたら追い焚き）
配管洗浄（浴槽のお湯を捨てる際に、追い焚き管を洗い流す）	あり	なし

給湯器には標準的な従来タイプとエコジョーズタイプがあります。エコジョーズタイプは少ないガスの量で効率よくお湯を作るため、ランニングコストを抑える事が出来ます。

メーカーの試算ではガスを10〜15％抑える事が出来るそうです。

初期費用としては設置状況によって¥30,000〜¥60,000ほど変わります。（PS設置の場合を除く。PS設置で排水がない場合は別途料金がかかります）

ランニングコストは都市ガスで四人家族が平均的に使用すると年間約¥10,000エコジョーズタイプの方が安くなります。

追い焚きができないタイプは「給湯専用給湯器」と「高音差し湯給湯器」に分かれます。

追い焚き給湯器	給湯暖房用熱源機

蛇口からの給湯と、自動お湯はりと追い焚きができるタイプです。	蛇口からの給湯と、自動お湯はりと追い焚きに加えて、床暖房や浴室暖房乾燥機等の温水暖房機能があるタイプです。

	フルオートタイプ	オートタイプ
お湯張り湯量	水位（残り湯がある場合でも設定した水位と温度でお湯張りが完了する）	水量（設定した湯量を出湯したらお湯はりが完了する）
保温（湯張り完了後）	温度・水位を保つ（湯量が減ったらたし湯、お湯が冷めたら追い焚き）	温度を保つ（お湯が冷めたら追い焚き）
配管洗浄（浴槽のお湯を捨てる際に、追い焚き管を洗い流す）	あり	なし

ベランダ・外壁・据置設置	PS設置・室内設置

ベランダや外壁に設置されているタイプです。配管が本体の下から出ており、配管を隠す配管カバーが設置されている場合があります。また、排気を横に逃す銀色の箱(アルコーブ)が付いている場合もあります。	マンションや集合住宅の廊下側のパイプスペース（PS）に設置されたタイプです。給湯器本体が見えている場合と、扉の中に隠れており本体が見えない場合があります。

給湯専用給湯器	高音差し湯給湯器

蛇口からの給湯を行う事ができるタイプです。	蛇口からの給湯と自動のお湯はりができるタイプです。お湯を温め直す際は湯量が増えます。

ベランダ・外壁設置	PS設置

ベランダや外壁に設置されているタイプです。配管が本体の下から出ており、配管を隠す配管カバーが設置されている場合があります。また、排気を横に逃す銀色の箱(アルコーブ)が付いている場合もあります。	マンションや集合住宅の廊下側のパイプスペース（PS）に設置されたタイプです。給湯器本体が見えている場合と、扉の中に隠れており本体が見えない場合があります。