本格的に冬準備|給湯器のエラーコード111,140
こんにちは!クーリアライフです。
今週は寒いと思えば少し暖かくなったりと、服装が難しかったのではないでしょうか!
突如寒くなった日に、札幌から関東に戻ってきた友人に会ったとき「こっちはまだあったかいね」と言われました。厳しいですね!
今週は工事の半分くらいが給湯器でした。今は冬本番を前に計画的に交換をしている方の家に良く訪問しております。
急に寒くなって日、こういう日の朝に「昨日まではお湯を使えていたのに、給湯器からお湯が出ない、燃焼ランプが点灯しない」ということがあります。
お湯を出そうとし続けると、リモコンにエラーコードが出ます。
今回はお湯が出なくなってしまった給湯器で経験上一番多い「エラーコード111、エラーコード140」について簡単に解説します。
エラーコード111、エラーコード140とは
エラーコード111は「給湯器点火不良」、
エラーコード140は「過熱防止装置、温度ヒューズの作動」(要約すると安全装置が働いている)
です。
こちらは完全に給湯ができない状態となります。
原因
原因はいくつか考えられますが、急に寒くなった日の朝、昨日出ていたお湯が急に出なくなったという状況ですと、給湯器のお湯を作る能力が低下しているのが原因の可能性が非常に高いです。
給湯器は水道管の水を温めて家の中に送っています。夏場だと水道管の水温は25度くらいで冬場だと10度ほどまで落ちることもあります。
仮に40度のお湯を出そうとした時、25→40、10→40 15と30温度を上昇させる場合、30度温度を上昇させる方がパワーが必要となります。
朝は夜を通して水道管の中の水の温度が特に低下しています。そうすると、お湯を作る能力が低下してしまった給湯器はお湯を作ることができず、エラーとなってしまうのです!
どうすればいいのか
まずはガスメーターをチェックしてメーターが止まっていないかを確認してください。
メーターが止まったりしていなければ、原因は給湯器です。
次にブレーカーの入り切りを行なってください。給湯器がリセットされて復旧する場合があります。
それでも状況が変わらない場合は給湯器の修理、もしくは本体の交換を検討してください。
日中日が出たりして、水道管内の水の温度が上がり始めるとお湯が出るようなったりしますが、夜や明日の朝、水道管の水の温度が下がり始めると、同じことが起こる可能性が非常に高いです。
給湯器にエラーが出た場合は、すぐに調べて対策を!