エアコン 選び方からオススメ機種まで
選び方
エアコンは出しているメーカー数も多く、様々な機能があります。こちらでは、エアコンの選び方や金額について説明しています。
部屋の広さで選ぶ
エアコンの冷房・暖房能力は部屋の広さに合わせて選ぶことが重要です。部屋の広さや使用条件に応じて適切なサイズを選ぶことが重要です。容量が大きすぎると電気代が無駄にかかり、小さすぎると十分に冷暖房が効かなくなることがあります。
以下の目安を参考にしてください。
部屋の広さ | 冷房能力 (kW) | 暖房能力 (kW) |
---|---|---|
6畳 (約10平方メートル) | 2.2 kW | 2.2~2.5 kW |
8畳 (約13平方メートル) | 2.5 kW | 2.8~3.2 kW |
10畳 (約16平方メートル) | 2.8 kW | 3.6 kW |
12畳 (約19平方メートル) | 3.6 kW | 4.0 kW |
14畳 (約23平方メートル) | 4.0 kW | 5.0 kW |
16畳 (約26平方メートル) | 5.0 kW | 6.0 kW |
部屋の形状、天井の高さ、窓の数やサイズ、断熱材の有無などによって、適切なエアコンの容量は変わることがあります。例えば、以下の条件を考慮に入れて容量を調整します。
- 窓が多い・南向き: 日射による熱が入りやすいため、少し大きめの容量が必要。
- 高天井: 天井が高いと冷暖房する空間が広がるため、容量を大きくすることを検討。
- 断熱性が低い: 部屋の断熱性が低い場合、熱が外に逃げやすいので、暖房能力を強化することが望ましい。
木造戸建か鉄筋集合住宅か、窓の数や窓の方角、なども考慮に入れると良いです。
新規設置ではなく、交換で検討されている方は、現在お使いのエアコンで問題がなければ、同じ容量で良いかと思います。
省エネ性能で選ぶ
エアコンの年間消費電力量や省エネ基準達成率を確認しましょう。省エネ性能が高いほど、長期的には電気代が節約できます。
- 省エネ基準達成率: 100%を超えると省エネ性能が高いことを示します。
- 年間消費電力量: 低いほど省エネ効果が高いです。
5. 自動運転とセンサー技術
- 多くの最新エアコンには、人感センサーや温度センサーが搭載されており、室内の状況に応じて自動で運転モードを切り替えることができます。これにより、必要以上の冷暖房を防ぎ、省エネに寄与します。
- 例えば、人が部屋から出たら自動的に運転を停止する機能や、日射量を感知して冷房能力を調整する機能などがあります。
6. フィルター自動清掃機能
- フィルターの汚れはエアコンの効率を下げる原因となりますが、フィルター自動清掃機能があるエアコンは、常にクリーンな状態を保つことで省エネ性能を維持します。これにより、定期的なメンテナンスを省け、エネルギー効率の低下を防げます。
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機能性で選ぶ
目的に合った機能を選ぶことも大切です。
- 自動清掃機能: フィルターの掃除が自動で行われるため、メンテナンスが楽になります。
普段のお手入れが楽になるフィルター自動掃除機能は2003年に富士通ゼネラルで初めて搭載され、現在ではすべてのメーカーで採用される人気機能となりました。落としたホコリ・汚れを自動でダストボックスに溜める「ダストボックス方式」が主流ですが、パナソニックでは屋外に排出する「自動排出方式」を選べる機種があります。
- 加湿機能: 冬場の乾燥対策に効果的です。
外気中の水分を取り込んで無給水で室内を加湿できる機能です。パナソニックの例では室外機の中にある換気ユニット(加湿ユニット)が空気を取り込み、高分子収着材を通過することで水分を生成しますが、基本的な構造は他のメーカーも同じです。乾燥しやすい冬でも加湿器なしで快適に過ごすことができます。
- 除湿機能: 梅雨時期の湿度管理に役立ちます。
- 空気清浄機能
- スマートフォン連携: 外出先からエアコンの操作が可能で、快適さが向上します。
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